スイスとカントー市の投資・貿易促進活動

2020622日午後、ベトナムのカントー市人民委員会委員長のレ・クアン・マイン氏はスイスの臨時大使であるイボ・シーバー氏とベトナムの世界銀行(WB)の代表と会談し、カントー市とスイスの間の協力関係について話し合った。これは、ベトナムに就任した大使の最初のカントー市への公式訪問でもある。

会議では、カントー市を代表しているレ・クアン・マイン市人民委員会の委員長は、一般的にはスイスとカントー市の間について良好な協力を強調しました。これは「カントー市開発プロジェクトと都市のレジリエンスを強化する」というプロジェクトを通じて、スイスがベトナムの世界銀行と協力することを表せている。その結果、コアゾーンの人口のほぼ40%がプロジェクトから直接恩恵を受け、2,675ヘクタールの土地が洪水から解放される。カントー市人民委員会の委員長であるレ・クアン・マイン氏はスイス大使がカントー都市に支援し、スイスの企業との協力機会を紹介することを望んでいる。カントー側では、スイスの企業がビジネス協力に来るために有利な条件を作成する。さらに、マイン氏は世界銀行が将来に都市の課題に直面するための開発基金とイノベーション対策へのアクセスにおいて都市を支援し続けることを期待する。会議でスピーチをしたイボ・シーバー大使は、メコンデルタの変革プロセスにおける大きな都市としてのカントー市の発展の可能性と重要な役割を高く評価した。カントー市が成功な都市化を推進することは、特にメコンデルタにおいて、近隣の州にとって学び、共有する価値のある経験となるであろう。都市再生対策の計画と管理の緊密な協力は民間部門の投資を誘致するための重要な要素である。イボ・シーバー大使は「カントー市は長年ベトナムとスイスの協力フレームワーク内に1つの都市であり、スイス政府は都市開発、メコンデルタでの気候耐性を含めて、経済移行の支援に力を注いでいると述べた。同時に、大使はベトナムと欧州連合の間の自由貿易協定を通じて、スイスとベトナムの貿易をもっと促進することを望んている。これにより、多くの企業がベトナムとカントー市に投資とビジネスの協力を求めている。

                                      
                   カントー市人民委員会レ・クアン・マイン委員長は、イボシーバー大使と代表団と撮った記念写真

都市の首班との会合に加えて、代表団は洪水防止や早期警報、都市開発、能力開発、農業セクターの改善、財政管理などの分野で、ここでスイスが資金を提供する多くのプロジェクトを訪問した。